20110809

Another Story...

こんばんは。

今夜は蒸し暑い!
さすがにもうクーラーつけようかなー。

先日、今回の個展中に一番最初に作品を購入頂いた方のお宅に直接作品を持って行って来ました。
その方は毎年やってるクラス会のレストランの下見をするために丸ビルに御友人と来られてて、偶然H.P Bijouxの前を通りかかり作品を気に入り、ホワイトタイガーに一目惚れしてしまったそうです。

そこで長い時間ずーっとホワイトタイガーを観ていたらしく、遠くに住まれてるのに翌週にもう一度観に来ていただきました。
それを聞いて僕は是非お会いしたいと思い直接配達に伺ったのでありました。

お宅に伺うととてもかわいらしいご年配の女性が迎えてくれました。
さっそく購入して頂いた作品を箱から出すと、すごく喜ばれて感動で胸がいっぱいと言われ、僕も嬉しくて泣きそうになりました。

「たまたま前を歩いてこのホワイトタイガーが私を呼び止めたの。
そしてうちに帰ってからもずーっとこの作品の事を考えてて、頭から離れなかったの。
購入してからもずーっと考えてて、このホワイトタイガーちゃんに名前をつけちゃったの」と話されたおばあちゃんは考えられたStoryを僕に話してくれました。

それは個人的な物なので書くのは控えさせてもらいますが、とてもロマンチックな話でした。

何歳になってもユーモアと想像力を持った人は素敵です。

彼の名前はユリアヌス

今回のStory...展で一つだけテーマがありました。

それは難しい思想や、宗教や、歴史についてではなく、ましてや個人的な感情を伝えたいなんてこれっぽっちも思ってません。

「自由に想像力で遊んで欲しい」

ただそれだけなのです。


僕の母は小さい時によく美術館に僕ら兄弟を連れてってくれました。
母は僕ら三人にこの中で一番好きな作品を見つけて来なさい。
そして見つけたらなぜそれが好きなのか教えてと言ったそうです。
子供には有名無名関係ないので、好き勝手に話したそうです。

それから何十年も経った今も僕は同じ事をしています。
自分なりの解釈をしたり、作品と話をしたり、色んな事を想像&妄想しながら遊びます。
有名無名関係なく、良い物は良い。悪い物は悪い。


美術館にある耳につけるマシーンも良いかもしれませんが、それでは一人の作家が一生懸命魂込めて作った作品の可能性をすごく制限してしまうと思うんですよね。

想像力は無限で、情報はある意味逆だと思います。


なんかカタグルシイ文章になってしまいましたね。
すみませぬ。


あ、先週末からヨコハマトリエンナーレが始まったみたいですね!
早く観に行きたいです!
いつかこんなとこにも作品だしたーい(夢)。

(↓ごめんなさい!なんか勘違いしてて昨日投稿した時点で今日から始まると書きましたが、正しくは下記の日程からでした!す。み。ま。せ。ん。)
そして9/27から新宿ルミネで"「LUMINE meets ART」~WOMANS~が始まるみたいです!
(あ、そういえば去年は友人の竹内俊太郎画伯も出品してましたね)
今回は大好きな写真作家の進藤環(しんどうたまき)さんも出品してるみたいなので楽しみです!


進藤さんは現在銀座のINAXギャラリーでクロックポジション展をやってるのですが、本当に素晴らしい作品を作る方です。

いつか絶対に買ってうちに飾りたい!


芸術の秋を前にして既に楽しみがたくさんありすぎる!


自分も負けじと頑張って良いもの作ります!


その前にこのくそあつい夏を生き抜きます!

おやすみなさい


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